ホームページの作りについて

株式会社Webの間を設立してから1ヶ月弱が過ぎました。そもそもどんな会社なのかまだ知られておりません。当社はホームページ制作会社ですので、その点についてご説明いたします。まず弊社が制作するホームページは次のような点に対応しています。

  • 検索エンジンと親和性が高い
  • 運営管理しやすい設計
  • コンテンツの追加が容易である
  • 見やすい、わかりやすい
  • iPhoneにも標準で対応している

これらの点について不定期となりますが数回にわけて弊社の作り方について説明いたします。

共通部分を外部ファイル化する

まず各ページ共通部分は外部ファイル化しています。制作ソフトにあるライブラリのような機能ではなく別ファイル化しています。これにより共通部分の修正があってもものの数分で終わります。この共通ファイルの読み込みにはSSIという技術を使います。しかしSSIを使用するにはサーバーが対応している必要があります。無料のレンタルサーバーは抜きにして一般的なレンタルサーバーでは拡張子を「.shtml」にすることで使用可能です。
ただし拡張子が「.shtml」でないと使用できないとするとリニューアルの場合URLが変更する可能性もでてきます。リダイレクトをすることで対応もできますが、できればしないに越したことがないため弊社は拡張子を「.html」でSSIを使用するようにしています。これは「.htaccess」を用意することで実現できます。記述する内容はサーバーにより異なりますが、例えばさくらインターネットの場合「.htaccess」に以下の記述を加えるだけで拡張子を「.html」でSSIを使用することができます。

AddType text/x-server-parsed-html .shtml .html

※サーバーによって「.htaccess」に記述する内容が異なります。
※当然サーバーに負荷がかかります。

各ページユニークな部分をソース上部にする

前述の通り共通化している部分は外部ファイル化します。そして共通化した部分は必要がなければHTMLソースで下部になるように作ります。そのため当然フルCSSでコーディングをします。今時フルCSSは当たり前のことなのでこれについては何の売りにもなりません。ただフルCSSでコーディングをすることで次のような利点が生まれます。

  • ソース上に無駄なタグがなくなる
  • 画面上の見え方とHTMLソースの記述順を入れ替えることができる
  • ページの読込時間が早くなる

どれも検索エンジンに好まれる要素です。現在集客面で検索エンジンを意識しないことはありません。特に弊社も含めて中小企業ならなおさらです。当然検索エンジンと親和性を高くするためにもページごとにユニークな内容(主にコンテンツ部分)ができるだけソース上部になるように作ります。

ディレクトリ構造

弊社はディレクトリ構造にもこだわります。というか当たり前のことだと思うのですが、必ずカテゴリごとにまとめます。よく見かけるのですが次のような構造にはいたしません。

  • トップ階層に全てのファイルを集める
  • ディレクトリがたくさんあるけれども中には「index.html」のみ

こういったものが一時検索エンジンに評価されたことがあったのかもしれませんが、弊害もあります。まず何といっても運用管理しづらいです。実際に運用している立場からすると更新しづらい構造は害にしかなりません。また同じ内部リンクをするにしても、ディレクトリ構造からサイトの構造がわかる方が検索エンジンも理解しやすいはずです。そのため1つのディレクトリに不要にファイルを増やすこともしませんし、ディレクトリ自体も不必要に多くならないように設計します。また階層も深くなり過ぎないようにしています。

iPhoneにも対応する

最近弊社が制作しているホームページは全てiPhoneでも最適化するようにしています。当然iPhoneが対応していないFlashについても必要なければ使いません。ナショナルブランドのような名が売れているホームページはおいといて、適切に情報に届くこと、機会損失をなくすことを第一に考えています。iPhoneの表現力は画面が(PCと比べて)小さいということ以外はPCと変わりません。そのためiPhoneはPC同様に取り組むべきと考えております。

そうは言っても弊社があまり注力していないこと

ここまで偉そうに書きましたが、弊社が全て完璧な訳ではありません。起業したばかりということもあり、今は得意としていることに絞っています。そのためモバイルについてはまだ積極的に取り組んでいません。当然機会損失に繋がる可能性もあるのでこの点は対処すべきと考えています。今後は取り組むべき所存です。

参考情報